ル・マン、WRC、NASCAR、スーパーGT……モータースポーツを支える鋳造技術【トヨタモノづくりワークショップ2023_13】
複雑・軽量・高精度・高強度なエンジン部品 左はWECマシンのエンジン。TS050HYBRID(2018-2020)が搭載していた2.4L V6ツインターボエンジンだ。右はWRCマシンのエンジン。 明知工場では現在、WEC(FIA世界耐久選手権)、WRC(FIA世界ラリー選手権)、NASCAR、スーパーフォーミュラ、SUPER GT...
View Article車両搬送ロボット=VLR トヨタはクルマだけでなく、物流の未来も変えようとしている。【トヨタモノづくりワークショップ2023_14】
完成車物流で抱えている課題 まずは積載場に屋根を設置した。...
View Article塗装工程で出るCO₂を36%削減! トヨタの高塗着エアレス塗装ってなんだ?【トヨタモノづくりワークショップ2023_15】
エアレスで塗装するとなにがいいのか? 自動車の塗装工程は、生産ラインのなかでもっとも多くのCO₂を排出する工程だ。その塗装工程のなかでも塗装ブースでスプレー塗装する工程のCO₂排出が多い。 そこで、トヨタが開発したのは「高塗着エアレス塗装」という新しい塗装技術である。...
View Article技能習得時間がなんと8割減! デジタルを活用した技能継承【トヨタモノづくりワークショップ2023_16】
匠の技をデジタル化・見える化 トヨタのモノづくりを支える高い技能、そして「匠」。それがトヨタの強みでもあるが、トヨタといえども、やはり共通の課題を抱えている。 その課題とは・労働者不足・教えられる匠の減少・習得に時間を掛けられないである。そこで、デジタル技術を活用して技能継承する試みが行なわれている。つまり、技能継承を「早く」「簡単に」というわけだ。...
View Articleマツダしか造れない特別なエンジン、8Cロータリーは、こうして造られる
ロータリーエンジンはもちろんMade in HIROSHIMA 左が8C型のローター、右が13B型のローター。8C型の大きさがよくわかる。 RX-8が搭載していた13B RENESISは排気量654ccの2ローターだった。これに対し、MX-30ロータリーEVの8Cは830ccの1ローターである。ローター幅は13B...
View Articleプラズマクラスターで運転が上手くなる!? シャープが人にはたらきかけるデバイス技術を実証研究……その効果とは?【CarGoodsMagazine】
プラズマクラスターとはそもそも何ぞや 自然界にあるのと同じ水分子で囲まれたプラスとマイナスイオンを放出し、カビ菌や浮遊菌の表面に付着して変質させ、水になって空気中に戻るというのがその基本原理。作用としては、酸化力による除菌・消臭効果のほか、プラスとマイナスのイオンで静電気を除去し、そして水分子が肌にコートを形成して肌保湿効果も望めるというものだ。...
View ArticleアシンメトリックLSDの構造と作動原理:マツダ・ロードスターの新機軸
MY2024と呼べばいいのだろうか。マツダ・ロードスターが大幅商品改良を受けたのは本サイトでも既報のとおり。トピックのひとつがアシンメトリックLSDの採用で、これにより「減速側の差動制限力を強めることで、後輪の接地荷重が減って不安定となりやすい減速旋回時の安定性を向上しました。街中ではさらに軽やかに、ワインディングでは安定性が格段に向上しています(主査・齋藤茂樹氏)」という効果を実現した。...
View Article海の上で進む、地球環境対応の実態。ヤマハ、ホンダ、スズキのアプローチは?
ヤマハは電動化、素材、燃料でアプローチ ヤマハ発動機(以下ヤマハ)は、マリンの世界でも積極的に環境対応を打ち出しているメーカーと言えよう。 HARMOの文字が映えるYAMAHAスポーツボート「SR330」 リヤに電動推進ユニットを2基装備する 今回、展示物のなかでは3艇の大きな船の中央にあったのがそのひとつ。船体には次世代操船システム...
View Article読み応えアリ! F1日本GPを前に、ホンダがF1のテクノロジーを解説
ホンダ・テクノロジーサイトは、クルマだけでなく、バイクやマリン、先進技術などを詳しく解説している。 F1日本GPを前に、「モータースポーツテクノロジー」のカテゴリーがラインアップに加えられた。今日、公開されたのは、「Formula 1」のコンテンツだ。 なぜ、HondaがF1パワーユニットに挑むのか? 2015~ 2026に向けてV6パワーユニットの進化...
View Article東京にもオープン予定! アウディの新しい充電ステーション Audi charging hubとはなにか?
アウディ・チャージング・ハブ・ニュルンベルク 欧州に6ヵ所 アウディが充電ステーションに取り組む理由...
View ArticleEVを普及させるためのメガキャスト?狙いはどこにある?[Honda 2024 ビジネスアップデート]
BEVのバッテリーはどうする? 三部社長は「四輪電動化を取り巻く環境は、皆さんもご存知の通り激しい環境変化にさらされており、北米・欧州では『EV の普及は踊り場に差し掛かった』と、その減速感が指摘されています」と現況について説明、しかし「私たちが手掛けている二輪・四輪といった小型モビリティについては、EV...
View Article液体水素エンジンGRカローラをトヨタが24時間レースで鍛える意味
円筒形から楕円形へ 液体水素タンクの進化 トヨタ自動車は2024年5月24日〜26日に行なわれた「ENEOS スーパー耐久シリーズ 2024 Empowered by BRIDGESTONE 第2戦 NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース」に、液体水素を燃料として搭載した「#32 ORC ROOKIE GR Corolla H2...
View Articleぐるぐる巻きばかりが”ばね”じゃない!これでも”ばね”なの?と言いたいばねもある? 日本発条の「グリッドばね」【人とくるまのテクノロジー展2024】
■1938年創業のばね専門メーカー 呼称は「ニッパツ」。正式社名は「日本発条株式会社」で、「ニッポン・ハツジョウ・カブシキカイシャ」と読む。それをそのままアルファベット化して縮めたものだから、代々木の公共放送局みたいな「NHK」になった。「corporation」の「c」で「NHC」になりそうなものだが、「昔のことだから『kabushiki...
View Article100年超の技術で披露する”見える光と見えない光”。小糸製作所「中距離/短距離用LiDAR」「高精細ADB」【人とくるまのテクノロジー展2024】
■闇夜を照らし続けて100年超! 小糸製作所のブース。...
View Article“見えないメーター”ってなに?自動車用メーターの老舗・日本精機が提案する自動運転時代に向けた「インテリア一体型ディスプレイ」【人とくるまのテクノロジー展2...
■計器メーカーなのにメーターを隠す提案 日本精機は1946年の創業時から80年近く、メーター製造を主な事業としている会社だ。正式社名は「日本精機株式会社」で、これはずっと変わっていない。 創業時からいまに至るまで、日本各地に工場や事業所を少しずつ増やしてきたが、本社や主要拠点は転々としても決して新潟県の外に出ることはないまま、長きに渡って自動車用メーターを造り続けてきた。...
View Article戸田レーシングとエクセディのモータースポーツにとどまらないすごい技術!インホイールモーターに未来はあるか?【人とくるまのテクノロジー展2024】
国内レーシングコンストラクターの老舗「戸田レーシング」 戸田レーシングといえばハコレースにフォーミュラにと国内レースシーンで活躍を続けるレーシングコンストラクターであるだけでなく、エンジンなどのコンポーネンツやパーツの供給でもレース業界を支えてきた老舗だ。そんな戸田レーシングが自動車技術の祭典である『人とくるまのテクノロジー展』に出展してた。 『人とくるまのテクノロジー展』の戸田レーシングブース...
View Article“測る”技術で各分野のさまざまな開発を支える[小野測器]騒音・振動を筆頭にリアルタイム計測に注力
小野測器は計測機器のリーディングカンパニーであり続けつつ、さらにセンシング、制御、データ処理といった各技術と、それらを融合したサービスを提供するユニークな存在へと進化している。「モビリティ社会を支える計測ソリューション」をテーマとして、この実現に貢献する製品群を「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」のブースで展示していた。...
View Article次世代の車載照明を支える新たな基盤技術を開発[ams OSRAM]製造プロセスから制御まで、LED技術を包括的に網羅
“照明”に関わる技術は、近年大きな変化を遂げている。なかでも象徴的といえる存在が、車両前方の状況に応じ、配光をアクティブに制御するアダプティブドライビングビーム(ADB)だ。そしてこの技術の成立において重要なカギとなっているのが、ヘッドライトに必要な大光量を瞬時にON/OFFすることが可能なLED、そしてそれらを微細化して小さなパッケージ上に配置するというLEDアレイという部品である。...
View Articleベロフジャパンが、高性能エアコンオイル添加剤「ACエナジー パワーブースト」を発売
「ACエナジー パワーブースト」は、耐久性の高い100%エステルの化学合成油にナノセラミックスと特殊潤滑剤を配合することにより、微細な傷を埋め、密封性や極圧性が上がる。さらに、コンプレッサーの摩擦も少なくなり仕事効率を向上させる効果により、パワーロスを劇的に低減し冷却性能を高めるエコ製品だ。...
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